地元の豊かさに気づく力
こんにちは。
現在、当財団では寄付者の方と、醤油・味噌・かつお節など和食に欠かせない調味料の発祥の地、和歌山で「和食文化」を守り伝えていくための基金を作れないか検討しています。そんななかこのようなニュースに目が留まりました。
「りら創造芸術高等専修学校」の生徒が地域文化を調べる授業で、紀美野町では先祖から納豆作りを受け継いできたという食文化をの歴史を明らかにしました。納豆は寒冷地の東北地方を中心に普及し、和歌山には近代まで伝来しなかったと言われていました。調査に加わった小野田円香さん「集落が1つ違うだけで『作ったことも聞いたこともない』『どこでも作っている』と反応が違った。特産品にするなど地域ブランドとしてPRする方法を考えたい」と話していました。
このニュースを見て、「教育」は子どもたちの「地元の豊かさに気づく力」を養っていくのだと改めて感じました。
「和食文化」を守り伝えていくために「教育」は欠かせない要素だと思うので、これから教育を取り込んだプロジェクトを考えていきます。