3月19日(水)、「社団法人 和歌山県専修学校各種学校協会」主催イベント「子ども達が”未来にわくわくする教室”をつくろう!〜これからの和歌山県におけるキャリア教育を考える講演会〜」に参加しました。
まず、学校法人山本学園 IBW美容専門学校 副校長の山本理恵氏より、90%・6000人が県外に進学し、7%・600人が就職も進学もしないという和歌山県の現状・課題提起がありました。
課題提起の後、添石綜合会計事務所所長で那覇市教育委員長である添石幸伸氏による講演が行われました。講演タイトルは『キャリア教育が未来を救う!〜和歌山2030〜』。講演は、まず参加者みんなで15年後の和歌山を想像することから始まり、明るい未来を創るために子どものキャリア教育の大切さついて話されていました。
次にキャリア教育コーディネーター育成団体 有限会社オーシャン21の翁長有希氏の事例報告『なぜ今キャリア教育なのか』があり、その後、円卓会議形式で参加者皆さんで議論が交わされました。
添石氏の講演で「子どもは社会の未来を映す鏡」という言葉がありました。子ども達が未来に希望を持てるような社会を実現していくために、ほとんどの若者が高校卒業後に県外へ出て行くことを選ぶ現状がある今「キャリア教育」を改めて考える重要性を感じました。